マーキュリアホールディングスが、包装関連設備のミューチュアルに対してTOBを実施し、全株取得による完全子会社化を目指す。買付代金は最大116億円で、買付価格は1株につき1800円。ミューチュアルは次世代経営陣の構築が急務で、外部の経営資源を活用することが有益と判断した。買付期間は5月23日~7月14日。M&Aアドバイザーとしては、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、持続的な成長を実現することが重要だと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。